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2011年3月22日火曜日

メディアの失敗【音声混入】

会見で失敗するのは会見する側だけではない。

フジテレビは東日本大震災の首相会見生中継で、裏方の声をオンエアしてしまうという大失敗をした。

直接の責任は、オフにしているはずのマイクをオンにしてしまった音声担当者だが、マイクをつけている立場の人間はどのようなときでもそのマイクは視聴者に開かれているという緊張感を持つべきである。

もし声の主が本当にアナウンサーだとしたら、報道現場の基本から学習し直さなければならないだろう。
スタッフのミスに対して『後ろから鉄砲で撃つつもりなのか』と罵倒したキャスターを知っているが、今回の事故原因がスタッフのミスや機材の不良だけにならないことを期待したい。

<教訓>
心で思っていても、マイクをつけたら絶対口に出してはいけない。

2011年3月18日金曜日

統合幕僚長、余裕綽々会見

首相、官房長官、東電、保安院・・・次々といろいろな人が会見したが
一番安定感があり、信頼感を醸し出す会見だった。
資料を手に持って示すなど、分かり易い説明だった。

しかし、余裕綽々すぎてうっすら微笑んでいたのは、相応しくなかった。



記者が同じような内容を繰り返し質問しているのは、視聴者の要望とはかけ離れていたようだが、文字媒体が中心の会見では「確認、確認」となりがちである。