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2010年12月12日日曜日

市川海老蔵の謝罪会見

暴行事件で退院後の謝罪会見。
本来なら暴行被害者としてなら「謝罪会見」の必要はないのだが
当日の記者会見をキャンセルして夜遊びしていたことや
単に一方的に暴行を受けただけではなさそうなことから
「謝罪会見」となった。



<メディアトレーニング的評価>
○評価されるべきポイント
・「謝罪会見」の様式で会見を行った。
・明確な謝罪をした。
・ゆっくり丁寧に話した。
・求められる限り質問を受け付けた。
・一貫して役者のイメージを守った。
・不用意な発言をしなかった。
・会見を新たなクライシスのはじまりにしなかった。

○評価できないポイント
・事件に関する内容がまたくなかった。
・視聴者の感情に訴求できなかった。
・台詞を話しているようで人間味を感じさせられなかった。
・「完全な被害者」は本当に正しいか。

●総評
内容のない謝罪会見であったが、適当な情報を流し続けるマスコミ対応としては、ある程度の効果があった。あんな会見に大挙して駆けつけるマスコミの方もおかしい。
婦人が警察に連絡しなければ、酔って階段から落ちたという話になっていたような
つまらない話だ。
メディアは沈静化するだろう。

2010年10月25日月曜日

囁き女将の会見指導

母が息子に指導する、有名な会見。
【会見の教訓】
  1. 会見場では、絶対私語を慎む。
  2. 謝罪会見では、心から謝罪する。
  3. マイクの性能が素晴らしいことを知る。

2010年10月22日金曜日

佐藤首相『新聞出て行け』会見

はじめてメディアと対決した会見。
有名な佐藤総理の退任記者会見。
散々いじめられた新聞を押し出してテレビを通して国民に直接話したかったようだ。
それなりに成果を挙げた総理だったが。掉尾を飾ることはできなかった。
<会見の教訓>
1.マスコミを相手に感情的になってはいけない。
彼らの顔は見えないがこちらは丸出しである。
2.新聞だけが偏向しているのではない。テレビだって同じである。
3.会見場のカメラの位置や記者の状態を把握してから、会場に入る。
4.最後だから、思い切り悪態をつくのもありか。